知り合いの教授から直接依頼されて、
戸惑いはしたが去年くらいから打診があったので
はっきり断りもしなかった分覚悟を決めた。
お題 日本の米農家の現状
僕自身は農業初めて3年目です。
以前は自動車部品の設計なんかをしていました。
一般的なサラリーマン3年くらい。
一時間の中で何を話そうかこの勢いでまとめようかと・・・
まずはなぜ農業に就いたのか
発端は浪人時代に考える時間が余っていたので
どんな仕事に就きたいか考え“農業”がいいと思いついたところから
僕の実家は親父が親戚の叔父と(親父の兄)と木工業を営んでいるので
農業とは無縁だった。
どうして農業になったのか。
食べるものを作れば生活は困らないと考えたから
今思うと安易。
大学に入学し化学をはじめ法律や経済の勉強に触れ
見聞が広がりいろんな業界に興味を持つようになった。
そのときはIT革命なんていうものが流行っていて
一般のサラリーマンが景気いい雰囲気があった
それでも農業っていいなと思い
休暇の時は友達のりんご園でバイトをしたり
彼女の家で田植えの手伝いにいったり
いつかは農業やりたいと思いつつ
就職活動が始まり
ここでぼくが着目したのは
日本の自動車業界
国内だけでなく世界に信頼ある製品を提供していて(当時)
間違いなく高給を得られる職であった。
将来性から見てもしばらく安泰だろうと思った。
そういう理由で僕は自動車関連の企業に就職した。
入社後は事実、景気はよく(2003年くらい)
ボーナスなんかも毎回あがっていって
仕事の多忙さもあった分、収入もそれなりにあった。
残業代も満額もらっていた。
ただ少々、ストレスがあり
プライベートな面に弊害が生じた
特に食事は一日一食
朝何も食べないで、昼は缶コーヒーだけ
夜に適当なものを食べていた。
お酒も結構この時期は飲んでいて
朝起きるのが毎日つらいほどだった。
仕事の要素でその職種の内容以外で3つの重要な要素がある
人、お金、時間
その当時は「お金」だけでした。
だけどやっぱり農業に就きたいと考えて
彼女の家に直談判
自分の責任において仕事がしたい
汗を流してお金を稼ぎたい
米を中心とした農業法人をしており
僕はそこに転職させてもらいました。
現在の会社(有)北清水です
初めてのことだらけで
田植えの準備から始まり苗の育成、水田の管理、草刈り、稲刈り、精米 並行して
麦まき、大豆まき、麦刈り、大豆刈り、大豆
百姓はやることが百個あるといわれますが
細かくいうとそれ以上かもしれないほど
いろいろ経験を積ませてもらいました。
さらには、機械の操作から、メンテナンス、修理など
設備の管理までおこない
ほぼ一年中仕事をいただいています。
高校時代山岳部に入ったいて
趣味の自転車なんかも続けていたので
体力には自信があったのですが
あまかった
一年目は毎日ぼろぼろでした
そのぶんご飯もよく食べ
体はがっちりしていきましたけど
いまは仕事に慣れてきた分
どうしたら効率よく仕事が進むか
先を考えて仕事をするように心がけています。
トラクターなんかもスタック(田んぼで動けなくなった)したときでも
他のトラクタでー引き上げに行ったり
そのとき何をすべきかということに対して
状況の把握や、判断をどうすべきか考えることが楽しいです。(変かな)
生き物と天気と付き合う仕事なので休みは無い時もありますが
それが当たり前
と思っています。
きょうも田んぼの水をチェックしてから自転車のりましたが
プライベートと仕事が近くにある
ある意味気張らない仕事ともいえます。
いまは仕事内容はもちろん
人に恵まれている環境でまいにち働いています。
定年も無いので
これからも続けていきたいと思っています。
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